新型コロナウイルスの対策でどこにもアルコール系の消毒液が売っていない!
Amazonや楽天、メルカリなどのフリマサイトで買おうものなら通常の数倍の価格で転売されていてます。
ということで消毒液の代わりに家にあるお酒でアルコール消毒液の作り方を紹介します。
どんなお酒を使ったらいい?
お酒ならばなんだっていいってわけにはいきません。
厚労省は4月13日に医療機関でも高濃度のアルコールなら消毒液として代用してもいいと発表しました。
具体的には、アルコール濃度が70%から83%の酒を対象とし、これより濃度が高い酒は、殺菌効果が落ちるため薄めて使うよう求めています。
元々アルコール濃度が70%以下のものは殺菌効果の面で対象外ですね!
- スピリタス(96度)
- バルカン176(88度)
- ドーバースピリッツ(88度)
- ロンリコ151(75.5度)
では、高濃度のアルコールがお家に眠っていたのがあれば、ぜひ作ってみましょう!
なかなか高濃度のアルコールは取り扱いが少ないですが、Amazonでやっと見つけました
気をつけて欲しいのが、アルコール濃度の度数表示とプルーフ表示です。
プルーフの半分がアルコール度数です
80度と思って買ったのが実は80プルーフ(度数で言うと40度)で、消毒液として使えなかった…なんてことが起こります。
【例】
176プルーフ=88度
80プルーフ=40度
お酒を使った消毒液の作り方
①清潔なボトルを用意する(スプレー式推奨)
高濃度のアルコールに対応するためには香水用のアトマイザーみたいなガラス容器がおすすめです。
アルコール対応のスプレーボトルも売ってありました🔻

②ボトルにお酒を注ぐ
用意したボトルにお酒を注ぎます。
- 換気を良くする
- ストーブ、コンロなどの火器の近くでやらない
- 目に入らないようにする(もし入ったらすぐに流水で洗い流す)
③お酒を精製水で薄める(濃度83度以上のお酒のみ)
厚労省が認めている70〜83度の範囲にあるお酒なら薄める必要はありませんが、それ以上のアルコウール濃度だと殺菌効果がないようなので精製水で薄めないといけません。
精製水がない場合はミネラルウォーターでも代用可能です。
希釈の目安ですが、
一番濃度の高いスピリタス(96度)だと
5:1(スピリタス:精製水)
の比率にしました。
あくまでも代用品なので正規の消毒液が手に入ったらそちらを使用するようにしましょう!
最後に…
新型コロナウイルスが世界中に広まり、身近なところでも感染者が出たという話で不安になっている人もたくさんいると思います。
慣れないテレワークや休校中のお子様のお世話で心身ともに疲れが出てきていることでしょう。
この記事が少しでも感染予防に役立てられたのなら嬉しいです!
気を抜かず、できるだけのことは頑張っていきましょう!!!